自宅でのレトルトカレーにマルシンハンバーグをトッピングした幸せで昭和なひととき

2022年10月22日




この組み合わせです!

日本では国民食とも言えるカレーライス。

なんでここまで浸透したのか、その歴史と謎をさぐるTV番組や雑誌記事などをよく見かけますし、諸説あるみたいですが、通勤駅や街などカレーショップをよく見かける理由の一つとしてトッピングというのがあると考えるKAYSです。

トッピングを変えることにより、今日はカツカレーで、明日はコロッケカレー、明後日は唐揚げカレーで……と、一週間でも連続して食べ続けられるという具合に。

そして、やっぱり揚げ物系のトッピングが多いですよね。

若い頃は良いのですが、段々年齢を重ねてくると、揚げていないものの方が……となってきます。

そうすると、若い頃はあまり選ばなかった「ハンバーグカレー」に目が行きます。

久しぶりに食べてみたいな……。でも、そのためにカレーショップに出かけるのは面倒だ。自宅で簡単に済ませたい!カレーもレトルトでいいし……。

自宅でカツカレーなどを食べたいとき、手軽にすませるには、レトルトカレーと、スーパーの総菜で売られているカツを買ってくるのが一番簡単。

そして、以前ブログで書きましたが(こちらの記事)、トッピングを活かすためにはカレー自体はできるだけ具がシンプルでソースのようなものがベスト。すると我が家では京王ストアで買うC&Cの「新宿カレー」がベスト!

添加物も少なく、シンプルな具材と味わい。これがカツなどのトッピングに合うんです。

さて、問題はハンバーグです。

カレーショップで良く目にするハンバーグはどちらかといえば、ジューシーな物ではなく、ややしっかりとした噛み応えののある硬さがあります。おまけにカレーソースに載せるので、デミグラスなどのソースは不要。

あれ?それって、あれじゃん!

と、昭和世代にとってすぐにピンときたのが、

マルシンハンバーグ

はい!あれです。

マルシンフーズが1個単位の袋入りで売っている昔ながらのシンプルなハンバーグ。昔「ハクション大魔王」などのTV番組でコマーシャルを良く見かけました。でも、最近はCM、あまり目にしていませんね。

いまどきスーパーで売っているの?とまず疑問に思ったKAYSです。

さっそく近所の京王ストアに行ってみると、ちゃんとありました!

昔とあまり変わらぬデザインのパッケージで売られているのを発見。しかも値段も安い!1個108円!(税込117円)

さっそくC&Cの「新宿カレー」と一緒に購入して帰宅。

ご飯を用意します。そして、カレーのレトルトを湯煎します。

ハンバーグは袋から出してフライパンで両面を焼きます。電子レンジで温めても良いのですが、せっかくハンバーグ自体に白いラードがコーティングしてあるので、そのまま焼いた方が美味しそう。

皿にご飯をのせて、ちょっと冷まし、焼けたハンバーグを。そして、カレーをかけると……。あっという間のできあがり。


懐かしい昭和な味わいです!

そして、食べ始めてみると……。

おお!懐かしい!!このハンバーグだ!!!

食の記憶は強烈です。即座に子どもの頃の記憶が甦ってきます。

あの頃はハンバーグと言われた瞬間に「ご馳走だ!」と感じたよなぁ……。すごく贅沢なおかずだったような記憶もあります。近所の友達が「今日は我が家はハンバーグだよ!」なんて宣言していた日にはもう羨ましくて、羨ましくて……。そんなことも思い出します。

さて、ウン十年ぶりに味わったマルシンハンバーグ。とってもシンプルな味わいなので、カレーの味わいを邪魔せずに実に良いのです。さらに、食感も適度な弾力があり、カレーの中で崩れることもなく、存在を最後までしっかりと主張してくれます。

良いですねぇ!

できあがりもあっという間でしたが、完食もあっという間!

ついつい駅のカレースタンドで食べていたときの習性が甦ってしまいました。

せっかく自宅で食べているので、次回からはゆっくりと食べようと心に誓いました。そうすれば、きっと、もっともっと子どもの頃の思い出も甦るはず。

それにしても、この懐かしさはたまりません。昭和世代ならではの幸せなひととき。カレー、ハンバーグと合わせて300円台で楽しめるんですから。みなさんもぜひ!

そうそう、マルシンハンバーグ、発売は1962年なので、今年でなんと60才!!還暦なんです。こんなロングセラー、そんなに多くはないですよね。こんな記事を見つけました。NTTコムウェアさんのサイトです。
ニッポン・ロングセラー考 Vol.55 ~ マルシンハンバーグ
https://www.nttcom.co.jp/comzine/no055/long_seller/index.html

素敵な記事でした!