今期の海外英語短波放送[B23]、周波数調査が完了しました!
13mbでBBC World Service が3波も
受信できる時間帯が!
KAYS恒例、年に二回の24時間英語短波放送の周波数調査、本日完了しました。
ご利用の方は以下のタイトルをクリックしてご覧ください。
このところ毎年秋に集中する仕事に加え、親の介護などもあり、なかなか時間がとれませんでしたが、どうにか終了しました。
先日、あるBCLの集まりに出席したのですが、そこで私のこの周波数表を使って下さっているという方にも出会い、続けてきて良かった!と感激でした。
さて、いつものように今回の調査で気付いた事をいくつか……。
・シンガポールの中継所が閉鎖された BBC World Service ですが、他の中継所などの電波が良好に入る時間も多く、相変わらず楽しむことができて、ホッとしています。
・その BBC World Service、13mbで久しぶりに受信できました。何年ぶりでしょう!16時台、なんと3つも周波数を使っており、いずれも入感しています。特に21470kHzは調査時強力に入感、21660kHzも時間とともに強力になりました。久しぶりに13mbで楽しむBBC、嬉しいですね。ちなみに21470kHzは Santa Maria Di Galeria から、21660kHzは Al-Dhabbiya からの電波です。
・英語放送にとって黄金の時間帯、夜だけでなく意外な事に14時台も良いのです。いつでも強いCRIとVoice of Koreaはともかくも、BBC World Service、Radio Thailand、Radio New Zealand International、VOA等が入感します。サラリーマンを退職して自営業の今、この時間帯にラジオを聞くことができる日もあるので、結構嬉しかったりします。
・今回はメインのリグとして、この春購入したアイコム(Icom)の「IC-7300」を初めて使ってみました。アマチュア無線では日頃「FT8」を中心に大活躍してくれている愛機ですが、BCLとして用いるのにも操作性が大変良く、放送以外は静かでノイズを拾いにくい優秀な受信性能です。何よりもアイコム独特のメリハリの利いた、明解な音が心地よく、24時間ラジオを聞く幸せを満喫できました。
・アンテナも今回は初めてコメットの「UHV-10」を使用。いわゆる車載用のマルチバンドホイップです。無線のFT8では、集合住宅のベランダ設置という我が家の厳しい環境でも、半年の運用で100カ国以上とのQSOの実績がある優秀なアンテナです。こちら、BCLでの受信性能も優秀で、先日まで使っていた同じコメット製のHA-750BLと短波受信では大きな差を感じずに良好な受信が可能でした。唯一のマイナス点はAMに対応していないということ。そのため、周波数調査の合間に国内のAMを遠距離で楽しむと言うことは出来なかったのが残念です。そう考えると、HA-750BLはハムの間では電波が飛ばないとの評価ですが、受信面ではとても良いアンテナでした。
以上です。
思い起こせば、ネットでの掲載を始めた25年前は毎時間の調査は目がまわるくらいに忙しいものでした。
その当時とは違い、放送局の数も減り、毎時0分と30分の調査の合間にはかなりの余裕があります。
その間に、ラジオを聞きながらネットサーフィンでBCL関連の記事を読むのもまた楽しいひととき。
のんびりとした、至福の時間でした!
調査結果はいつものようにおっちょこちょいの筆者ですから、色々と間違いもあると思います。皆さんで手直しして使っていただければと思いますし、ご一報いただければありがたいです。
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