駅の近く、文字通り街中で天然温泉掛け流しを楽しむ ~ 「青森まちなかおんせん」
今年の2月、JR東日本のフリーパス切符、「旅せよ平日!JR東日本たびキュン♥早割パス」、略して「キュンパス」を利用して青森まで出かけた話を書きました。
おそるべし……、JR東日本たびキュン♥早割パスの威力と魅力!
ところが肝心の温泉のことについて触れていませんでした!
ということでここで書いておきますね。
訪れた温泉は「青森まちなかおんせん」という名称。シンプルでわかりやすい名前に最初は「ん?大丈夫かな?」と若干心配になったのですが、ネットでの評判は上々。
公式のホームページなども見てみると、庶民的でなかなか良さげです。
当初は別の温泉に行くつもりでいたのですが、時間の関係で難しそう。そこで、できるだけ青森駅、もしくは新青森駅から近いところを探していたのですが、この温泉のページを見たとたん、いつもの嗅覚が働きます。うん、これは多分、ただものではない……。
そこで、行くことに!
さて、新幹線を乗り継いで青森駅に到着。人生、初めての青森。粉雪が舞い、いつのまにか頭の中は「♪人の群れは…誰も無口で……」と、あの有名な歌が流れてきます。
おお、イメージ通りの青森だ!
と、感動もそこそこに歩き始めるとすぐに到着。
「青森まちなかおんせん」
看板の文字が可愛いですねぇ。ビジネスホテル併設の温泉です。
入り口左には食事処「和食れすとらん ふる河亭」が。店外に張られたポスターに14時までという表示が。あ、もうすぐ閉店だ、今はいらなきゃ……とおっちょこちょいの私たち。定食に豚汁が付くというランチタイムの終了時間であって、閉店ではなかったのですが、ちょうどお腹が空いていたこともあり、一風呂浴びる前の腹ごしらえとなりました。
と、こちらの食事処が実はまたヒットだったんです!
ご覧のような定食ですが(ランチタイムは750円)、ご自慢の豚汁は具も沢山入って身体が温まるぅ!こんな冬の日には最高です。そう言いながら冷たいビールを飲みながらというのが我々らしいですが。(^^;)
そして温泉の受付に。大人480円というのが嬉しいですね!
お?
すぐ横には「家族風呂」の入り口が。へぇ、あったんだ。貸し切り。こちらは1時間1600円です。ただし介護を必要とする人優先とあります。
さらに周りを見ると、コミックコーナーあり、ほぐし処あり、テレビやマッサージチェアも置かれた広い休憩所もあり……、理容室まで!さきほどの食事処も同じ館内で床がつながっていますから、そのまま素足で、行き来できます。
温泉としては必要十分。それで銭湯並の値段ですから、これはいいですねぇ。
さぁて、肝心のお風呂は……。
大浴場は結構な広さがあります。平日昼ですが、賑わっています。学生さんたちかな……と思う若い方々から中年、そして年配まで実に幅広い層のお客さんが。幅広く愛されている温泉だという感じがしますねぇ。
そして、お湯に浸かってみると。
うん、やわらかくていいお湯だ。公式ページにも「自家源泉掛け流しの天然温泉です」と謳っています。
メインの広い浴槽に加え、こども風呂、日替わり風呂、サウナとありますし、露天風呂も!
とはいえ街中。露天風呂は周囲を高い塀で囲まれてはいます。が、空は開いており、この季節、雪が降ってくるのがまた良い雰囲気を醸し出してくれます。
「ああ、良い湯だなぁ……」
思わずつぶやいてしまうKAY2です。
その頃KAY1は女湯で、お湯に浸かりながら地元の方と仲良しに。その方、近所でお勤めなのだそうですが今日は休暇。いつもは、夕方、お仕事を終えて、この風呂に入り、そして夕食の買い物をして自宅に戻られるのだそうです。そう、ほとんど毎日こちらでお風呂を!
あとでその話をしてくれたKAY2、「その人、お肌がツヤツヤだったよ!きっと温泉効果ね!」
食事処と含めて2時間ほどの滞在でしたが、できれば、休日のんびりと1日中過ごしていたという気持ちになりました。
今回はキュンパスで東京から日帰りの旅。次回はぜひゆっくりと1泊で来ようと思いました。
こんな便利な場所にある良質の掛け流し温泉。青森の人たちが羨ましいですねぇ!
そうそう、その後、素敵な「青森食堂」におじゃますることになったのですが、そのお話はこちらの記事で!
店名 | 青森まちなか温泉 |
KAYS独自ランク(5段階) | ☆☆☆ |
電話 | 017-762-7577 |
住所 | 青森県青森市古川1丁目10−14 |
時間 | 06:00~24:00 |
定休 | |
入浴料 | 大人 480円 |
アクセス | JR青森駅から徒歩5分 |
地図(Google Map) | こちら |
URL | https://aomori.atinnhotels.com/ |
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