恒例の英語放送周波数調査 ~ [A23]のチェックが終わり、掲載しました

2023年7月18日




調査の間、古いリグにも火を入れるのが
楽しみの一つです!

KAYSホームページでの恒例、短波放送の世界的な周波数変更の時期に合わせての調査が終わりました。

現在よく聞こえる英語短波放送周波数一覧

今回の調査、前回と比べて大きな変化はありませんが、いくつか気付いた事を書いておきますね。

・「Radio New Zealand International」ですが、絶好調の13840kHzが時間帯によっては混信で不調。今後、改善されると良いのですが。

・久しぶりに「Radio Exterior de Espana」と再会。今回は非常に良好に受信できました。07:00~07:30、15520kHzです。

・午前7時台は他にも「BBC World Service」(11695kHz)と「Radio Romania International」(9790kHz、11650kHz)など、ヨーロッパ勢が良好に受信できる時間帯です。

・そうそう、「Radio Romania International」といえば 9740kHzでもパラで聞こえてきます。公式ウェブサイトを見ても、この周波数の記載はないのですが……。

・「BBC World Service」について、非常に良好な周波数だけを時間帯別にまとめると、以下の通りになります。(追記:その後7月中旬にシンガポール中継が終了し、取り消し線の周波数は聞こえなくなりました。掲示板で情報を提供して頂いたTodaさん、ありがとうございました!)
  00:00 12025kHz
  01:00 12025kHz
  02:00 17780kHz、17830kHz
  06:00 12095kHz
  07:00 116965kHz
  08:00 11825kHz
  15:00 17640kHz
  19:00  9410kHz、11855kHz、15640kHz
  20:00  9410kHz
  21:00 11695kHz

こんなところです。相変わらずラフな調査ですので、色々と間違いや思い込みもあると思います。コメントなどでご指摘下さればありがたいです。最近は老眼のせいか、タイプミスも増えて……。(^^;)

ところで、今回、調査の最中、お遊びで、ZHIWHISが最近発売した手のひらサイズのラジオ、「ZWS-787」をベランダに持って行き、内蔵のロッドアンテナで聞いてみました。これが驚いた事に十分実用になるんです!ただ、室内に戻り、外部アンテナを取り付けると(もちろん、外部アンテナ端子などはないので、ロッドアンテナにワニ口クリップでの接続となります)、感度が落ちてしまうこともありまして……。オーバーフローしちゃうのかな?ただ、木造建築の実家に持ち込んだ時には室内にロッドアンテナだけで相当に楽しめました。良好に受信できる局に関して言えば、実用になりそうなラジオかもしれません。このラジオ、なんと鉄道無線まで受信できちゃうんです!内蔵アンテナだけで京王線の空線信号が綺麗に聞こえてきた時にはビックリ!

近いうちにそのレビューもこちらに掲載したいと思います。