せい家 仙川店 ~ 仙川でもう一つの家系。人気の秘密は……、なぁるほど!




ややコンパクトな器です

仙川における「家系ラーメン」の一つ「武虎家(たけとらや) 暁 仙川店」に先日おじゃましたからには、いくら普段は家系と縁遠いとはいえ、もう1軒の方に伺わないわけにはいきません。

そう、「せい家 仙川店」です。

「武虎家」さんの方は昨年11月のオープンと、まだ半年ですが、「せい家」さんはオープンしてすでに6年が経っています。飲食店は7割が3年持たないと言われています。6年持ったということは、もう立派な「定番店」になり安定した人気を持つということでしょう。場所も駅から近いと言うこともあり、確かに、昼前後を中心に賑わっているお店です。

東京を中心に22店舗を構えるチェーン。1号店は1998年に経堂で開いています。

KAY2は数年前まで宿泊勤務をしていました。朝、仕事が終わり、仙川の駅を降り立ち、通勤の人たちとは逆方向に商店街を歩いて自宅に帰るのですが、その際、このせい家の前にくると、あの独特の豚骨スープを仕込んでいる匂いが漂ってきていました。そう、店内でスープを作っていらっしゃるようです。そして、その匂いが引き金となり、お腹の空きもマックスとなり、西友でついつい余計に食材を買い込んで帰宅したりして……。(笑)

「せい家」のブランドで一番知られていたのは「らーめん」がワンコインで楽しめるとういことだったではないでしょうか。現在は550円と、ワンコインとはいきませんが、それでも、家系のラーメンとしては、安価です。

お昼の賑わいがやや落ち着いた13時半ごろにお店に入ります。外ではウーバーさんが待っています。宅配を頼む人もいるのですねぇ!

店内はやや狭く、奥に向かってのカウンターの配置、武虎家のような余裕のある空間とは別世界です。

お客さんは……と見れば、このときは男性客ばかり。年齢層は若い方から老齢の方まで。幅広いです。別の時間帯にお店の前を通りがかるとファミリー層もいたりして、この店はいろいろな客層の方々に利用されているのだなぁと思います。

券売機で「らーめん」の食券を買い、そして、カウンターに出すと

「おこのみは?」

「全部ふつうで!」

と、先日の武虎家さんと同じ会話。比較ですから、条件を同じにしないとね!

カウンターの上にはすりおろしのニンニク、ショウガ、豆板醤、胡椒が並んでいます。ニンニク、入れようかなぁ……、あ、でも、家に帰ると「くさい~」と追い出されそうだからなぁ…。我慢、我慢。


駅近で商店街の中、便利な場所にあります

さて、今回は麺の投入からカウンターに届くまでわずか4分ちょっと!武虎家よりも2分近く短い時間での登場!早いですねぇ!嬉しいですねぇ!実に小気味よいテンポ!

出てきた丼は少々小ぶりです。この辺りが値段を抑えられている秘訣かもしれません。

が、中身は充実。ほうれん草もたっぷり載り、チャーシュも大きめで厚みも結構あります。歯ごたえも十分!

海苔は武虎家のようなバリバリに固いものではありませんが、水蒸気でへにょっとなることもなく、しっかりとしています。

そしてスープを一口すすってみると……。

うん、これはいいぞ!確かに濃厚な家系豚骨鶏ガラ醤油なんですが、先日の武虎家のようなガツンとくる塩味ではなく、ややマイルドでおとなしめです。色は家系らしく強烈ですが、全体にバランスが良い印象。後口も比較的さっぱりしています。

これなら、普段は家系を敬遠しているKAY2でも大丈夫。いや、この味わいは繰り返し食べたくなります。

ちなみにせい家はチェーンですが、店舗によってスープの味わいは異なるそうです。仙川店、当たりかもしれませんし、値段もさることながら、それこそがいつもの賑わいの秘密なのかもしれないですね。

そうそう、実はせい家、家系としては珍しく細麺が選べます。細麺好きのKAY2はこちらも嬉しいですねぇ。

また、おじゃまします!

店名 せい家 仙川店
KAYS独自ランク(5段階)
AAA、AA、A、B、C
AA
電話 03-5969-8882
住所 東京都調布市仙川町1-18-4
時間 11:00~21:00
定休 無休
アクセス 仙川駅より徒歩2分
地図(Google Map) こちら
メニュー例 らーめん 550円(税込)
URL http://www.seiya.tokyo/