え?この昼食もフリーズドライ?と、やっぱり驚く乾燥具材




近所の西友で購入してきたフリーズドライ製品

フリーズドライ(真空凍結乾燥技術)、いつのころからかもの凄い完成度の高さを見せるようになっていますよね。

KAYSがそのことを初めて実感したのはずいぶん前ですし、さらに、10年以上前に、アマノフーズの味噌汁を味わった時は感激で、こんな記事を書いたこともありました。

フリーズドライって凄い ~ アマノ、永谷園のみそ汁

技術の進歩って、本当に日進月歩。

そのアマノのお味噌汁も、さらに具材の再現度が高くなっています。

今回は豆腐の味噌汁をいただきましたが、豆腐の舌触り、食感、フリーズドライと言われなければわからないかも!というくらい。

さらに、今回、丼物として、鶏肉で有名な「三和」の商品、「親子丼の具」を試してみたんです。

2食分入って398円(税抜き)。1食あたり200円ほどなので、リーズナブルです。

丼のフリーズドライというと、サイズ的にミニサイズの丼用の物をよく見かけますが、こちらは通常の200g程度のご飯の具となっており、立派な一食分です。

それでいて、フリーズドライなので、わずかに重量が25g程度。軽いんです!非常食として保存するにもとっても便利。

120gのお湯を加えて30秒ほどかき混ぜれば、トロッとした親子丼の具が出来るという手軽さ。


右は味噌汁、そして左が親子丼の具

親子丼の方は、こうして別の皿に入れておき
この後、お湯を注ぎ、かき混ぜます

それにしても、ホントにそれで親子丼になるの?

と半信半疑で試してみました。

すると……。

写真のように、見事な親子丼が。


ご飯は別に用意しています

お味噌汁にはネギを入れるとさらに満足感が

確かにお湯で戻すということから技術的な制限もあり、鶏肉そのものはきわめて小ぶりです。でも、実際に口にしてみると、歯ごたえ、そして味わいもしっかりと「鶏肉」です。卵はやや水分の多いスープ風の感じにあがってしまうのはしかたないものの、ご飯にかけて食べてみると、これはこれでありだな……と思うんです。普通に調理された親子丼とは全体的に違う食感にはなります。が、手軽にご飯を済ませたいなんてときには、十分に満足できる物ですし、何よりもこれがフリーズドライ!?と驚く美味しい仕上がりです。

さらに、お味噌汁も、前述のアマノの豆腐入りの物を用意して一緒にいただいていると、どこかの食堂で食べているような、そんな気分になってきますから、不思議。

フリーズドライの良いところは、とにかく「軽い」、「長期保存できる」というあたりではないかと思います。それに「美味しい!」が加わっていますから、もう最強!

手軽な丼ものと言えば、レトルトの物もありますが、あちらはレトルト臭がしてしまうものもあり、それが苦手とおっしゃる方もいるでしょう。

防災という意味からも、これからも積極的に、いわゆるローリング・ストックで、フリーズドライを日々の食卓に組み込んでいこうと思います。