メガネを自分で修理してみたら……




無事に交換が終わりました!

写真上部の黄色いものが古い鼻パッド

老眼鏡が手放せないKAY2。愛用しているのはドイツのエッシェンバッハが作っている縁なしメガネ。デザインも良く、値段は3,000円前後なのに、丈夫で長持ち。言うこと無しのメガネです。

気に入って2つ持っているほど。

ただ、10年以上も使ってくると、経年変化か、2つとも鼻パッド(鼻当て)のプラスチックが黄色く変色してきてしまいました。

自宅で使っている分には問題ないのですが、外に持ち出すこともあり、少々恥ずかしくなってきます。

うーん、3,000円だから、もう1個買っても良いけど……、でも、数年すればまた変色するだろうし……と、悩んでいたら、ふと、ある考えが浮かびます。

これって鼻パッドだけ交換できないのかな?

すぐにググってみます。グーグル先生、優秀です。

即座に「鼻パッド」の販売ページが出てきました。

あるんだ!

エッシェンバッハの鼻パッドはちょっと珍しい円形で、さすがにそれと全く同じものはないのですが、同じくらいの大きさの鼻パッドがあります。

いや、それだけでなく、様々なタイプの鼻パッドがセットになっている商品も。さらに、精密ドライバーやピンセットなど、取り替えのために必要な道具が一緒になっているものも。値段はなんと589円。激安!

と、これは買い!と即座にポチッとしてしまいました。

さて、到着して、中を見てみると、セットを収めてあるプラスチックケースそのものは、とても貧弱で、作りもバリが取られていなかったりと実に粗雑ですが、中身はちゃんとしています。エッシェンバッハの鼻パッドとしても違和感のない大きさのものも数ペア入っています。

よし!作業開始!!

と、さっそく始めて見ました。

が、意外と苦戦。悩んだポイントがいくつか。

1.付属の超小型精密ドライバー、小さいので実際に手に持って回したりするのが案外大変。できれば、普通の大きさの精密ドライバーを用意しておいた方が良さそうです。

2.メガネの部品、小さすぎるんですぅ。ルーペは必要。そして、ネジがこれまた小さい!ピンセットでつまんだところ、力余って、飛んじゃったことが何度か。そのたびに探し回るので、時間をロスしました。ネジが飛んでもすぐにわかるような場所で作業をした方がよさそうです。

3.これはメガネ自体の問題ですが、ネジを入れる穴が広く、まっすぐドンピシャと鼻パッドの穴部分にきちんとした角度で差し込むのにやや苦労をしました。これ、何度か作業をすれば慣れますが(2個目の時は時間が短縮できました)、初めての場合はなかなかに苦戦します。

というわけで、全部の作業が終了するまで30分ほどかかってしまいました。でも、慣れると大丈夫で、続いて2個目の作業をしたときには15分で作業が終了。

2個とも新調すれば6,000円ほどかかったわけで、それが589円で済んだことになり大満足。

掛け心地も全く違和感なく、ほどよくフィットします。

同じような悩みを抱えていらっしゃる方、ぜひ、チャレンジしてみてはいかがでしょう?