セブンイレブンでパテ・ド・カンパーニュ!?




コンビニでまさかの総菜が!

最近のコンビニ、スゴイことになっていることは以前、ここにも書きました。

総菜の充実やワインの充実。ちょっとしたビストロで食事するのと遜色ないくらいのメニューが出てきているということで、気軽にフレンチやイタリアンが味わえるという時代になっています。

しかし、これが登場するとは!

そう、タイトル通り、パテ・ド・カンパーニュ!!

フランスの伝統的な料理。豚肉やレバーなどをミンチにして固めたものです。

手の掛かる料理でもあり、これはレストランに行ったときの楽しみ。時に高級なデリカでテイクアウトすることもあります。

さて、いつもの買い物ルートの最後に寄ったセブンイレブンの「調布仙川駅南店」。

棚を何気なく見ていたら、あれ?と一瞬、気になったものの通り過ぎてしまいます。

え?

今、あれを見た気がする。

まさかねぇ……。

いや、待てよ、確かに見た!

でも、そりゃないでしょ。ここ、コンビニだよ。

頭の中が混乱しています。

先ほどの棚に戻ってみます。

あっ、これ、本当に!?

そう、パテ・ド・カンパーニュ。

そして隣には鶏肉と豚肉のテリーヌ!

なんということでしょう!

お値段は398円(税別)。

鶏レバーは国産と表示されています。

しばらく呆然と佇んでしまいます。

気付いた時には手にしてレジ前に。

スゴイなぁ。

ひたすら「スゴイ」を連発です。こんなことって、こんなことって、本当にあるんです。

あ!ワイン!!

セブンご自慢のワインを買って帰ろうかと思うのですが、すぐに頭の中で「あれがあったじゃないか!」と叫ぶ自分。

そうなんです。先日、偶然にもアルザスのピノグリを手に入れたばかり。白ワインですが、濃厚な味で、肉料理にもピッタリ。

これは楽しみだぞ……。

ということで、我が家の食卓に上ったセブンイレブン特製(7プレミアム)のパテ・ド・カンパーニュ。

横にマスタードとブルーベリージャムを添えます。


この通り!

実は結構面積があり、皿が小さく見えてしまったのはご愛敬。厚みはありませんが、面積はあるのがセブンイレブンのパテ・ド・カンパーニュ。皆さんも買われたらぜひ、大きなお皿にいれてあげてください。

さて、味わってみると……。

これは合格!

料理の特性から、臭みが出ちゃうことも多いパテ・ド・カンパーニュですが、こちらのセブンイレブンのものはコショウなどのスパイスやハーブがとてもよく効いており、その心配はありません。

肉の旨みがダイレクトに伝わってきます。

特筆すべきはマスタードとの相性。非常に良好です。

そして、ワインは……、ちょっと特別なワイン……、マルセル・ダイスのピノグリ。とても特徴のあるワインですが、独特の蜜のようなとろっとした感じはこのパテ・ド・カンパーニュにぴったり!

うわぁ……スゴイ、スゴイ。至福だぁ!

これ、コンビニ総菜だよ!

あらためて「スゴイ」を連発した夜となってしまいました。

コンビニの進化、どこまで行くのでしょう?

そうそう、「鶏肉と豚肉のテリーヌ」のほうはあっさりした味わいでしたが、こちらもワインとの相性の良い素敵な1品でした。