「ケーファー」の総菜とクラフトビールのケルシュ、ドイツのワインでドイツ三昧を味わう!

2022年8月31日

こちらがそのお店です

伊勢丹新宿店のデパ地下で見かけたお店

最近新宿の伊勢丹地下の総菜巡りをするのがお気に入りのKAY2です。

フレンチ主体の「レブレ(Raible)」、イタリアン主体の「サルメリア ガリバルディ(Salumeria Garibaldi)」と、ワイン飲みにとってはどうしてもワインのおつまみが気になって、購入しています。いずれも「なとり」の系列のお店ですが、料理は間違いなく、美味しいので満足しています。そしてRF1の高級ブランドである「RF1 ガストロノミ(Gastronomie)」。

レブレ(Raible)」と「RF1 ガストロノミ(Gastronomie)」は以前、このブログでも触れました。

さて、そんな中、もう1軒、気になっているお店がありました。

それが「ケーファー(Kafer、ドイツ語ではKäfer)」というお店です。こちら、本店はドイツにあります。そう、れっきとしたドイツ料理の総菜店なんです。

先日ECショップでドイツワインのセットを買い求めたばかり。ドイツワインにドイツ料理を合わせたいなぁと思っていたんです。

さらに、それに追い打ちをかけるように、ある仕事のお礼にと、知人から千葉の「潮風」というクラフトビールを送ってもらいました。そのビールがなんとケルシュ。そう、ドイツのケルン地方で作られるビールを日本で再現したもの。

これはどう考えても「ケーファー」に行くしかないでしょ!(^^)

50gずつ購入してみた

というわけでとある平日昼前に訪ねてみました。

以前から目を付けていた前菜をちょっとずつ集めたセットなども気になるのですが、やはり自分で好みの総菜だけを選んでみたいもの。

それも、できるだけ種類を多く少量ずつ……。

丁度お客さんが途切れたタイミングで、他に待っている人もいなかったので、50gずつというちょっと我が儘なオーダーをしてみました。快くOKしてくださる店員さんに感謝です。

まずケルシュのビールとともにいただきます!

この日、頼んだものは

・ポテトサラダ
・ホワイトアスパラガスと生ハムのマリネ
・ローストビーフのビアガーデン風
・マグロとフレッシュマッシュルームのサラダ
・豚ヒレ肉のベーコン巻き ゴルゴンゾーラソース

サラダだけは他のお店RF1と同じロックフィールド系列である「いとはん」の「無花果(いちじく)と燻製チキンの和さらだ」を頼みました。

さて、家に持ち帰り、いよいよ夕食です!

この日、まずはクラフトビールの「Keiyo Kölsch( 京葉ケルシュ)」で乾杯です。

エールなんだけどさっぱりした味わいが楽しめるのがケルシュの特徴。

暑い夏にもぴったりのラガー的な味わいのビール。そして最初は茹でた枝豆と一緒に味わいます。

いよいよ買ってきたお総菜に。

ポテトサラダもドイツ風!

まずはポテトサラダ。見た目にもとにかくピクルスがいっぱい入っているのがわかります。

一口味わうと「すっぱい!!」。

そう、この酸味がドイツ料理ならでは。そしてケルシュがそれを洗い流します。ほぉ!これは良い組み合わせですねぇ!

そして、ここで飲み物はワインに交替。ドイツのシュナン・ブランという珍しいワインです。フランスのロワール生まれのシュナン・ブランは本来寒さに弱いのですが、冷涼なドイツで作られた貴重なもの。

ホワイトアスパラガスと生ハムのマリネ

料理は「ホワイトアスパラガスと生ハムのマリネ」に。

そもそもが貴重なホワイトアスパラガス。こうして少量ずつ買うと、外食で食べるよりもコスパが良くなります。味わってみると……。うん。ホワイトアスパラって、独特の香りと甘さがあるんですが、そちらをベーコンや生ハムの塩味がきわだたせてくれます。ほら、スイカやトマトが塩でより甘くなるじゃないですか。あの感覚!そして、その酸味に、このワインがきれいによりそってくれます。このワイン、自己主張は強くないのですが、「きれい」という言葉がぴったりの味わいです。

マグロとフレッシュマッシュルームのサラダ

さて、今度は「マグロとフレッシュマッシュルームのサラダ」。いわゆるカツオのたたきのマグロ版という雰囲気の料理で、他のお店でも良くみかけますよね。マリネ風になっている感じ。ところが、味わってみると意外。すっぱくないんです。確かにマリネ液のようなものがかかっているのですが、甘さを感じるんです。刺激的じゃない優しい味わいです。これはいい!!さらに、このワインとの相性も絶妙。なによりも、このサラダ、気に入りました。絶対次回もリピート!

ローストビーフのビアガーデン風

ここで肉料理も。「ローストビーフのビアガーデン風」です。ケーファーのローストビーフはとても人気があるらしいのですが、そちらに玉葱やハニーマスタードのような味わいの味付けが。この味も良いですね。こちらも刺激は少なくやわらかい味わいで、お肉の旨みも決してワイルドではなく、この白ワインとも良く合います。

いよいよメイン
ドイツのワインとともに

豚ヒレ肉のベーコン巻き ゴルゴンゾーラソース

さて、いよいよメイン。

豚ヒレ肉のベーコン巻き ゴルゴンゾーラソース

見た目もとても綺麗な料理です。豚のヒレ肉がベースにあり、そこにポテトを載せています。さらにベーコンを巻いてゴルゴンゾーラソースがかかっているという手の込んだ料理。果たしてこの白ワインとの相性は……と気になります。

ナイフを入れて、まずは味わってみると……。

うん!豚のヒレがクセのないとても穏やかな味わいで食感もほどよいやわらかさが良いですね。それにポテトとベーコンの取り合わせなんて、不味かろうはずがない!そしてゴルゴンゾーラのソースが加わることで、料理全体に甘みが出てきます。これは美味しい!さらにチーズですからワインともピッタリ!今回は白ワインですが、赤ワインももちろん良いでしょう。

というわけで、メインを食べ終わる頃にはワインも丁度終了。

我が家のドイツフェア、大満足の結果となりました。

ケーファー、これは早くリピートしたいです!