RF1の高級バージョンに驚く ~ RF1 Gastronomie(ガストロノミ)

2024年9月19日

 

 



 

こちらがそのお店!

伊勢丹新宿店で見つける

その日、デパチカでワインに合う総菜を探していました。伊勢丹新宿店です。以前もこのブログで紹介したように、「レブレ」と「サルメリア ガリバルディ」を覗けばなにかあるだろうと思っていたのです。

その「レブレ」の向かいには「RF1」が。定番のサラダ中心のデリです……が、あれ?

置いてある物は見慣れない商品が多いぞ。

すぐにそちらに吸い寄せられて見ていると……。

そうなんです。

普段見慣れた「RF1」のお総菜とはひと味もふた味も違うものが並んでいます。値段を見てみるとやや高い価格設定。そして、いかにも「ワインにぴったり!」というようなフレンチやイタリアンな総菜が。

思わずお店の人に声をかけてみます。

「こちら、普通のRF1とは違うみたいですね!」

正解!

RF1 Gastronomie(ガストロノミ)とは?

普段はサラダがメインの「RF1」ですが、こちらは前菜や主菜がメインの高級バージョン「RF1 Gastronomie(ガストロノミ)」というブランドなんだそうです。

都内ではまだ4店舗しか取り扱いがなく、その1店舗が、ここ伊勢丹新宿店。

へぇ!知らなかった!!

とはいえ、ネットで調べてみると、「ガストロノミ」という名称はかなり以前からRF1を展開する「ロックフィールド」のブランドとして存在したようですが、その後、1992年にブランドの統一で一旦消失したり、その後、2008年くらいに再び高級バージョンとして復活したりと、複雑な過程を経ているようです。が、いずれにしても、東京では現在(2022年5月)4店舗だけでの取り扱いだそうです。

そして、「RF1」の売り場、伊勢丹新宿店では通路の両サイドに面しているのですが、片側は通常の「RF1」。もう一方、フレンチ総菜の「レブレ」に向かい合う方にガストロノミの総菜が並んでいます。まるで対抗しているかのようですね!

ショーケースを見る

目を楽しませてくれる総菜がたくさん!

さて、ショーケースの中には見た目も美しい魅力溢れる商品が並びます。

なかでもカップに入った冷製の総菜はいずれも色合いが綺麗で、食卓を華やかにしてくれそうな雰囲気。

「ホタテとイチゴのメリメロ桜ジュレ」なんて、まるでデザートのような雰囲気。

「スモークサーモンとアボカドのタルタル仕立て」はサーモンピンクの色合いが素敵です。

さらに定番の「パテ・ド・カンパーニュ」は小ぶりゆえ、逆に年を取って小食になりつつある我々には丁度良さげ。

「魚介のエチュベ風」、「カレーの包み焼きハーブバターソース」なんてのは、主菜としてワインには最高じゃないでしょうか。

というわけで、購入。

うれしくてワクワクしながら帰路を急ぎます。

我が家に到着し、冷蔵庫からワインを出してきます。今日は魚介が中心だから、ソーヴィニヨンブランにしよう!ネットで買っておいたワインを出してきます。

そして、総菜をお皿に並べて……。

おお!これはちょっとした高級レストランにでも行ったかのような雰囲気。都心のレストランでこれだけの料理とお酒を飲むと二人で1万5千円くらいになってしまうぞ!

それが3分の1の値段で楽しめるのですから。

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味わってみた

さて、肝心の味わいは……。

手前が「ホタテとイチゴのメリメロ桜ジュレ」、左後ろが「パテドカンパーニュ」

ホタテとイチゴのメリメロ桜ジュレ(460円)

とにかく見た目がワクワクする総菜。ホタテにイチゴ、この組み合わせは意外でしたが、実に相性が良いのです。しかも、その下にはセロリなど、細かくダイス状に切った野菜やピクルスが敷いてあり、フェンネルの香りもあり、とにかく様々な味わいを楽しませてくれます。しかも後味もさっぱりと。白ワインにとても良く合う冷製総菜です。

パテ・ド・カンパーニュ(350円)

フレンチでは定番のこの肉料理。このお店のモノは小さなサイズなので、逆に、少量ずついただいて、その味わいを楽しむという趣向でしょうか。全体にハーブが多く使われており、肉の臭みもなく、さっぱりとした後味。こちらは赤ワインが定番でしょうが、白ワインでも大丈夫でした。

魚介のエチュベ風(920円/100g)

ワインとの相性も抜群!

水を殆ど使わずに料理するのがエチュベ。それに近い作り方をしたものなのでしょう。お店の方によると味付けはほとんどしておらず、魚介本来のうま味とトマトの味で美味しさが出ているとのこと。本当にうま味が抜群なんです。中でも驚いたのがブロッコリー。独特の強い味わいのあるブロッコリーが魚介の味が染みこんで実に丸い味わいになっているんです。ブロッコリーの味がこんなにも変化するなんて!さらにワインとの相性でいえば、海老が抜群。このときに飲んだ辛口のソーヴィニヨンブランの味わいがとても甘くなるのが印象的でした。

かれいの包み焼きハーブバターソース(400円)

この濃厚なバターソースが魅力!

最後にメインとしていただいたこちら。濃厚なバターのソースも相まって、まるで肉料理のような充実感が味わえます。食べ終わった後、残ったバターソースにパンを付けて食べれば……ああ、幸せ!!1個の大きさは小さいですが、二人でわけて食べても充実感は抜群でした。

というわけで、デパチカ総菜でとっても素敵な晩餐となりました。これはリピートありですねぇ!

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