ノンアルコールビールの王道!ヴェリタスブロイを試してみた




休肝日の我が家の夕食には

欠かせなくなりました

KAY2はアマチュア無線家でもあります。え?無銭家の間違いじゃないかって?(笑)

あ、まぁ、それもありますが(トホホ……)。

それは置いといて……。

ある日、無線で同じ市内の方とお話していたら、そこでビールの話になりました。その方がビールを飲みたいけど、仕事だったり、我慢しなければならない状況ではノンアルコールのビールを飲んでいらっしゃるという話に。

日頃からノンアルコールビールが苦手なKAY2、ついつい、こんなことを言ってしまいます。

「ノンアルコールビール、物足りなくないですか?私はあの独特の味と臭みが苦手で……」

ところが返ってきた言葉は意外でした。

「KAY2さん、僕も以前は同じ気持ちだったんですよ。でもね、あるときに、世の中にはもしかしたらちゃんとしたノンアルがあるんじゃないかと片っ端から色々なメーカーのものを試してみたときがあったんですよ。そしたら、その中で唯一、これならいける!というのがあったんです」

とのこと。

そのビールの名前は「ヴェリタスブロイ」。

ドイツのノンアルコールビールなのだそうです。

ご存知の通り、ドイツは「ビール純粋令」という法律があります。今は時代に合わせて少々変わってきていますが、もともとは「ビールは麦、水、ホップ、酵母以外のものを入れてはいけない」という決まり。その国で作られたノンアルコールビールもまさにその決まりに基づいて作られています。そして、出来上がった本物のビールからアルコールを抜いたのが、この製品だというのです。


矢印の部分、原材料を見てみると

とてもストイック。これは確かに本物!!

「KAY2さん、このビールだけは本物のビールに近い味わいで、今後も飲み続けてもいいと思えたんです」

とのこと。さらに聞いてみれば「カルディ」で販売しているとのこと。幸運なことにKAY2が住む仙川にもカルディがあります。その日のうちにお店に立ち寄ってみると、人気があるのか、店頭のレジの向い、目立つ場所に置いてあります。6缶セットで600円を切るお値段。これはいい!だって、ノンアルや微アル、たとえば、殆ど同じ製法で作られている「ビアリー」は6缶セットで1,000円以上しますから。値段だけで言えば、某大手メーカーのノンアルビールなども6缶で600円程度ですが、そちらは混ぜ物が多く、味もビールからはかなりほど遠い感じがします。

さて、購入して我が家の冷蔵庫で冷やし、そして、待望の夕餉時。

缶をプシュッとあけて、グラスに注ぎます。意外と明るい色調です。

そして、まず香りを嗅いでみます。ノンアルビールには、昔のレコード・スプレーのような独特の香りが立つものが多くあります。少し前に試したビアリーは唯一、その香りが薄く好感が持てました。

そして、このヴェリタスブロイ、なんとこちらもその匂いがあまり感じられません。うん、これならいい!まずこの点で合格!

さらに口に含んでみると……、確かに、他のノンアルでありがちな、とってつけたような味はしません。本物のビールのような自然な味わいです。ただ、全体の軽さと物足りなさはアルコールの抜けている部分をそう感じるので、当然のこと。

これはアリですねぇ。

茹でた枝豆と合わせてみると、なかなかオツに楽しめます。

ということで、その後、すっかりと我が家の定番になりつつあるヴェリタスブロイ。アマチュア無線で教えて下さったOMさん(無線の世界では先輩をこう呼びます)に感謝です!