「調布国際音楽祭 2022」で見たSNSの威力 ~ 演奏が2倍、3倍楽しめるかも!




音楽祭の公式ツイッターから

https://twitter.com/cmf_pr

9日間にわたって繰り広げられていた「調布国際音楽祭 2022」の幕が無事下りました。

期間中、4つのイベントに行ってきたKAYSです。

オープニングコンサートではかてぃん(角野隼斗)さんや森下唯さんのピアノに酔いしれ、明大付属の吹奏楽団によるはつらつとした演奏を楽しみました(こちらに詳しく書きました)。

水曜日、フェスティバル・オーケストラのリハーサルではパート練習で若い方たちと指導する日本のトップアーティストの方々とのやりとりや、全体リハではソリスト(河村尚子さん)、指揮者(鈴木雅明さん)、オケメンバーの様々なやりとりを興味深く見ることが出来ました。(こちらにも書いています)

一昨日、土曜日はそのフェスティバル・オーケストラのコンサート。エネルギーに満ちあふれた素敵な演奏でした!

そして昨日、日曜の午後はN響のコンサート。躍動感に満ちたモーツァルトや、メンデルスゾーンのコンチェルトを郷古廉さんのバイオリンで堪能しました。指揮は調布育ちの鈴木優人さん。調布に日本のトップオケを率いて戻り、「凱旋」演奏会。古い言い方ですが、鈴木さんにとってはまさに「故郷に錦を飾った」とも言えるコンサートだったのではないでしょうか。N響の皆さんもとても楽しげにしておられました。

さて、標題の件。

今回、ツイッターで「調布国際音楽祭2022」関連のツイートをずっと見ていました。これがとても良かったのです!

なによりも音楽祭の公式ツイッターが実際に演奏される皆さんのツイートをリツイートして下さったこと。これがまた大変に興味深かったのです。また、終わったあとの観客の皆さんの感想のツイートも。

出演者と観客の双方のツイートを見ることが出来るというのは、本当に楽しいことでした。

中でも音楽祭のエグゼクティブ・プロデューサーでもある鈴木優人さんに関しての様々なツイートは秀逸でした。

例えば、音楽会の会場に向かう鈴木さんのまるで生中継っぽい動画、こちら。
https://twitter.com/cmf_pr/status/1538781106505646080

音楽会の直前、指揮をされる少し前に、駅前広場でピアノを弾く姿!こちらは別の方のツイートからで、鈴木さんもリツイートされています。
https://twitter.com/ReScblythe/status/1540908069818773504

この元ツイートの主である「レ」さんの仰るとおり、「開演前に街角ピアノで指揮者の演奏が聴けるのは #調布国際音楽祭 だけ!」かもしれませんし、その後「レ」さんのツイートにもあるように、なんとキーボード奏者の譜面を風で飛ばないように抑えたりもなさっていますが、これは世界初かも!

鈴木さん自身のツイートもフレンドリーで、暖かく、そして楽しいお人柄が伝わってくるものばかり。すっかりと魅了されたKAYSです。

そして、その上で臨む音楽会ですから、もう、それは嬉しくて、楽しくて!!

例えとして適切かどうかわかりませんが、かつて子どもの頃、おまけ(とは正式には呼ばないそうですが)に付いてくるおもちゃが大好きでグリコのキャラメルを買っていましたが、ツイートの存在はそれを思い出させるような楽しみでした。

こうしたツイートのおかげで一つのコンサートが二度おいしい……(あ、こっちもグリコだ!…チョコだけど)、いや、2倍、2倍と楽める!そんな印象も持ったKAYSです。

もちろん、こうしたイベントに以前からツイッターはつきものです。でも、今回のようにこれだけ楽しませてもらったことはあまりなかったように思います。

来年もまた本当に楽しみです。

最後に「調布国際音楽会2022」に関わられた全ての人々に感謝です。

あ、そうそう、昨日はこんなツイートが
https://twitter.com/cmf_pr/status/1541051700479672320

マエストロも本当にお疲れさまでした!