仙川の街に槌音が響く

2022年5月22日



昭和30年代から40年代の面影が残る
この建物も……

最近、仙川の街に再び槌音が響くようになりました。

ドコモショップの前、駐車場だったところで新しくビルの建設工事が始まりました。建築計画を見てみると6階建てで、用途は共同住宅と事務所となっていました。来年の6月末に完了予定とか。どんな建物になるのでしょうか。

そして、こちらはまだ工事は開始されていませんが、その近所、町名では若葉町2丁目になりますが、ちょうど都道の114号線(松原通り)と118号線の交わる交差点の所にオリンパスの独身寮があります。昭和の面影を残す古い建物を見るたびに懐かしい思いで一杯になるKAYSですが、残念ながら、取り壊しのようです。しばく前から住んでいた人たちが徐々に退去していたので、もしかしたら……、と思っていたらやはりそうでした。

建て替えの後はオリンパスの寮ではなく、高齢者施設になるようです。年末までに建物を取り壊し、その後、建築が始まるとか。建築計画によると、2年後の2023年3月に完成予定となっています。地上三階建てということで、規模的には現在と同じような感じでしょうか。こちらも、どんなデザインの建物になるのか、気になりますね!

東京では街の姿というのは良くも悪くもどんどん変わっていくのが常。いつだって、あちらこちらで工事があり、槌音が響きます。

昔、一時期住んでいたカナダのモントリオール。こちらはちょうど不況の時期であり、建築現場を見ることが殆どありませんでした。大きな都市なのにビルの建設現場を見かけることがない。そんなこともあるのかと、びっくりした記憶があります。その後、モントリオールも景気が戻り、多くのビルが建てられたようですが。

見慣れた仙川の街も少しずつ変わっていきます。考えてみればKAYSがこの地に越してきてもう10年以上経ちます。引っ越した当初と比べてみても、景観はずいぶん変わりました。そもそも初めてKAY2が仙川の駅を降りて街を眺めたのが40年近く前の話。その頃の駅周辺と比べれば、もう、別世界です。

10年後、20年後、あるいは50年後の姿、どうなっているのか、想像するのも難しいですねぇ!