仙川が「餃子」の聖地に?いまさらながら「包王」を初めて味わってみた




こちらが商店街にあるお店の外観です

ず~っと気になっていたお店なんです。でも、一度も足を踏み入れたことのない……。そういうお店、実は地元仙川にまだまだ沢山あります。

このお店もそう。

とはいえ、オープンしたのは比較的新しく、昨年、2021年の5月のこと。まだ1年たったばかりなんですね。

できた当初大変な賑わいでした。餃子好きならおなじみの池袋にあるナンジャタウンの「餃子スタジアム」に長年出店し、メディアで取り上げられることの多いお店でしたし、そのお店が初めてナンジャタウン以外でお店を開くというのですから。

でも、どちらかといえばアマノジャクなKAYS。メディアで騒がれる人気店は苦手。しかも行列になっているとなれば、なおさら苦手……。というわけで足を踏み入れなかったのです。

ところが、最近、やっと落ち着いてきたのか、店頭のお客さんもまばらになってきました。

というわけで、先日、午後におじゃましてみました。

お店、お昼をとっくに過ぎた中途半端な時間なのでお客さんがいません。最近になって、ようやくこうした時間ができるようになりました。それくらい人がいつもいる人気店だったのです。

そこでお店の前に立つ販売員さんと目が合います。今日は、このお店の餃子を食べようと決意してきたので、目が合うのは大歓迎。

初めてしっかりと見る店内を一通り眺めながら。餃子の説明を聞きます。


お店の中はこう!

主力は冷凍なんですね。10個入りと15個入りがメイン。そして、種類も様々。

「たれ」がついていないことから「たれはどうするんですか?」と店員さんに尋ねてみると、

「お肉の旨みがあるので、たれは必要ないんです。そのままで、必要であれば和辛子をつけて召し上がってください」

とのこと。なぁるほど!噂通りお肉に自信があるのですね。

そこで、暖かく保温されているお店の看板メニュー牛肉の「牛とんぽう」を一パックいただいて帰ります。

近江牛を使ったことで話題となり、メディアでも多く取り上げられた逸品、お店のフラッグシップ的存在のようです。

さて、我が家に戻り、電子レンジで再度あたためて、いただきます。


温めている商品はこんな風にパックされています

この日は Kirin Home Tap で届いたばかりの「銀河高原ビール」もあります。こちらをサーバーからグラスに注ぎ、そして、いざ、「牛とんぽう」に。

ほぉ!

皮はやや厚めです。そして、中の具は全体にやわらかくふっくらとしています。

そして、味わってみると、とてもふくよかな肉の旨みを感じます。全く刺激的でなく、ソフトでやわらかい味わい。え?これが餃子?とちょっと拍子抜け。いままでの餃子の概念を覆します。

いままであまり味わったことのないものです。餃子って、結構刺激的な味わいが多く、それを好む方も多いですよね。特に若い方はそう。

こちらの餃子はそれとは逆の方向を目指しているように感じます。


店員さんの説明通り、和辛子をつけていただいてみました

確かに、そのままで旨みがあり、美味しくいただけます。和辛子をちょこんと載せるとアクセントが生まれ、これも美味しい。

念のため、ポン酢醤油を少しだけたらしてみると、これも美味しい!

要するに、大衆的な餃子が、少し高級料理に昇格したような、そんな味わいです。それも中華の高級店というより、和食の高級店で餃子を出した……というような味わい。これは面白いですね!

銀河高原ビールも進みます。

今まで行かないでいたのがモッタイナイ……、そう感じるほど。

ただ、最近、お店の前を通とお客さんが誰もいないことも多く、少々心配になってきました。我々が遠慮しちゃうくらいに人が一杯だと困りますが、誰もいないのも少々寂しい……、「超」わがままなKAYSです。

とはいえ、また行きますね、今度は「豚とんぽう」も試してみないと!!

店名 包王 (paou) 京王仙川店
KAYS独自ランク(5段階)
AAA、AA、A、B、C
A+
電話 03-5384-7250
住所 東京都調布市仙川町1-14-54
時間 11:00~22:00
定休 無休
アクセス 仙川駅より徒歩4分
地図(Google Map) こちら
メニュー例 黒毛和牛餃子(5個入り) 540円(税込)
URL https://www.up-lines.com/