グリーン車の隠れたメリットは騒音の低さにあり? ~ 273系車両で実際に測ってみたら……
年に何度も介護のために実家と往復を続けています。東京の自宅から実家まで鉄道での旅はかなり時間がかかります。自宅から東京経由で新幹線にのりつぎ岡山まで4時間ちょっと。そしてそこから島根県江津(ごうつ)市まで在来線特急で4時間半。9時間近くかかる計算です。長旅、さすがに疲れます。
そんななか、ごくたまにですが、ご褒美と称してグリーン車に乗ることがあります。たまぁにですよ!早割などが使えたり、ポイントが貯まって使えたりという場合。
グリーン車って、座席は広くて大きくて、車内のインテリアも落ち着いていて、いいなぁ……、とは思いますが、これは人によって価値観が分かれるものでしょう。確かに座れるなら普通車で十分!とも思います。
じゃ、グリーン車って他に魅力はないの?
そう聞かれると、実は、一つ気になることがあります。よく聞きませんか?この言葉。
「グリーン車は静かだ……」
それって本当?
確かに、新幹線や在来線特急でグリーン車に足を踏み入れると一瞬、周囲のノイズレベルが下がったような気がします。それって気のせい?
もちろん、小さなお子さん連れや赤ちゃん連れの場合はそれなりに賑やかですが。(^^;)
何事も確かめたくなるKAY2。よく利用している岡山からの特急「やくも」、久しぶりにグリーン券を手に入れて乗車した時に、スマホの騒音計「デシベルX」で確かめてみることにしました。グリーン車で測定したあと、普通車に移って同様に測定。
273系の電車が伯備線内「根雨」から「米子」に向かう途中です。
いずれも車両のなかほど。床から1mほどの高さにスマホを持って測定しました。グリーン車と普通車、やくもの場合どちらも動力車でモーター音がします。
あくまで大まかなものですし、測定も厳密なものではありません。その点はご理解を。
結果は……
いずれも写真左下の「AVG(平均値)」をご覧ください。
ということで約10デシベルも低いという結果に。もちろん、走行地点によって騒音の大きさは違いますが(橋脚やトンネル内ではもっとデシベルが高くなります)、何度か計測しても、いずれもその結果は「グリーン車は騒音レベルが低い」という傾向があてはまりました。
ちなみに周波数分布は以下の通り(赤線は瞬間の値で青が平均だと思うのですが、違っていたらゴメンナサイ)
グリーン車の方が人間の可聴周波数帯(およそ20Hzから2KHz)に関して10~20db静かなのは間違いないようです。
考えてみれば、まず床にカーペットが敷かれていること。そして布張りの座席も大型で表面積が広い。つまり、音を吸収するインテリアになっていることも大きいのに違いありません。
騒音というのは常時耳が曝されていると精神的にストレスが溜まり、結果、疲れにつながると思うんです。
ですから音の静寂さというのはとても大切だと思います。
グリーン車の魅力、座席やインテリアにばかり目が向きがちですが、実は「静けさ」が重要なのかもと思うKAY2です。
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