桐朋ウィークエンドカレッジでの講義は毎回学びが多くとても充実!
少し前にも書きましたが、今、桐朋学園芸術短期大学が行っている「ウィークエンドカレッジ」に通っています。
キャンパスまで徒歩で数分という恵まれた環境にあるため、今まで何度か参加しているのですが、今回は2度目となる池田哲美先生の「名曲のしくみ」。以下の記事に書きました。
さて、その後も続けているのですが、やはり愉しいのです!
先日もこんなことを知りました。
その日はブラームスの交響曲第3番の第3楽章が教材。
これ、大好きな曲です。
楽譜を見て分析し、そして、今回は受講生のお二人がピアノの連弾をしてくださるというのもまた贅沢な話です。
ピアノ譜も利用しながら先生がこの曲の魅力を解き明かしていきます。出てくるお話もまたみな面白く、楽譜に書き込みをするのに追われるくらい!
中でも今回秀逸だったのは、写真の部分、13小節目~16小節目あたりなのですが、チェロの動き。これはヴァイオリンの弾く旋律の対旋律のような部分。こちらに注目。
いままでヴァイオリンのメロディーにばかり注目して聞いていたのですが、先生から、この部分をちゃんと意識してしっかりと聞かせてくれる指揮者とそうでない指揮者がいるとのこと。
そこで、実際のオーケストラのCD何種類か聞かせて下さるのですが、確かに!
池田先生は作曲家でもあります。その作曲家の目から見たときに、この部分の魅力をちゃんと理解し、そして、それをきちんと演奏として聞き手に伝えようとオケを指揮する指揮者がやはりお好きとのこと!
なぁるほど!
そして、聞いてみると確かに指揮者によりその違いがわかります。
こういう聴き方もあるのですね!
この説明、ものすごく説得力を持ちます。
良い指揮者、あるいは自分が好きな指揮者ってどんな指揮者だろう?
これって、クラシック音楽でオーケストラ演奏を聴く人は必ず疑問に思うこと。
もちろん、色々な答があると思うのですが、そこに鮮やかな回答を一つ教えてもらったようなものです。
自宅に帰って思わずSpotifyで聞き比べてしまいます。
KAY2が愛聴している一番好きな録音を聞いてみると、その演奏、見事に対旋律をしっかりと歌わせてくれていました。ああ、やっぱりこの人の演奏、いいなぁ……。自分の好みと一致したことに嬉しくなってしまいました。
こうして作曲家というプロの目からみた指揮者のお話もまた楽しいものです。ケルテス、バルビローリ、アバド、クナッパーツブッシュなどなど、様々な演奏を実際に聞きながら先生の感想を聞く。これもまたこの講義の醍醐味です。テレビの音楽番組などではなかなかこうした情報は得られないので、我々にとって本当にありがたいひとときです。
思えば前回参加したときには、お話のテクニカルな部分(和音や旋法など)はほとんど理解できていなかったのですが、その後、同じウィークエンドカレッジで坂田晴美先生によるソルフェージュの講義も受けたので(こちらの記事)、ほんの少しは理解できるようになっていたこともまた、喜びでした。学びの大切さを実感します。
池田先生や坂田先生、そして桐朋学園芸術短期大学に感謝です。
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