島根県江津市の懐かしい風景を雑誌で発見して感激

2022年5月22日




突然時空を超えた旅に……

その日、なにげなくdマガジンを開いていました。

その中の「鉄道ファン」5月号。あるページで目が釘付けに。

とても懐かしい見慣れた風景が!!

KAY2が小学校時代を過ごした島根県江津市、しかも、まさに住んでいた「江津本町(郷田)」と江川の風景。

説明書きに1972年とあります。昭和47年。まさにKAY2が住んでいた時代でもあります。あまりの懐かしさにしばらく言葉が出ませんでした。

鉄道雑誌ですから主役はもちろん鉄道。当時の三江北線を走るC56型蒸気機関車がテーマなのですが、それをとりまく風景があまりにも懐かしく、1時間くらい見入ってしまいました。

「いのうえ・こーいち」さんの書かれた「忘れ得ぬ鉄道情景」というシリーズの10回目。「江の川に沿って三江北線のC56」というタイトルの記事です。

中でも最初の1枚。これはおそらくKAY2も友達と良く遊んでいた江の川沿いの小高い山からの風景だと思います。古くは亀山城というお城があり、明治時代には知る人ぞ知る二楽閣(じらっかく)という有力者の豪華な別宅のあった山で、子どもの頃は良く登ったものでした。その頃はなぜか「がんじょうじ山」と呼んでいたような記憶があります(あいまいな記憶なので間違っていたらごめんなさい)。

かつては水運で大いに栄えたエリアでしたが、KAY2が住んでいた頃はもうその面影もわずかに残るだけとなっていました。

一瞬にして小学生時代の光景が様々に頭に浮かびます。

このあたりを友達と走り回っていたこと。

このあたりに住んでらした小学校の先生にクラシック音楽の楽しさを教えてもらったこと。そしてそのおうちを訪ねたこと。

この辺りを流れる水路でカニを捕って遊んだこと。

などなど……。

さらに、隣のページには江川にかけられていた橋の上で釣りに興じる人たちの風景。これ、まさにKAY2が子どもの頃、父親と一緒に行っていたこと。この中に自分と父親が映っているのではないかと思わず探したくらいに懐かしくて……。

というわけで、子どもの頃の記憶が次々に甦る素晴らしい写真の数々。

この記事にはさらに上流に遡っていき、川本駅の周辺の写真も出ています。こちらも懐かしく感じられる方も多いでしょう。

こうして偶然に懐かしい光景と出会うとは思わず、あらためて、この記事を書かれた「いのうえ・こーいち」さんに感謝です。