新宿から赤坂見附まで行くのに、「楽」(らく)な経路を優先すると「楽」しさも付いてきた
その日、赤坂見附駅近くに所用のあったKAYS。
ちょうど1カ月前もそうでした。そこで、仙川から京王線で新宿まで出て、そこで地下鉄の丸ノ内線に乗り換え、赤坂見附で下車。そこから、目的地まで10分ほど歩くという一般的なコースをとりました。
ところが……、ラッシュアワーでもないのに丸ノ内線の新宿駅、かなりの人です。そして、やってきた電車も大混雑。そっか、いまどきは新宿始発も日中はほとんどなくなり、新宿駅で丸ノ内線に乗って都心に向かうのは大変なのだなぁ……と実感します。インバウンドの方も多く、大きなトランクを抱えた方も大勢。それが混雑に拍車をかけます。
帰りもまた大混雑。
これを経験すると思います。「もっと楽な方法はないだろうか?」と。
タクシーなんて贅沢はできない我々。
ふと考えます。
目的地、赤坂見附から徒歩10分ですが、実は、四谷方面に戻る形で歩くのです。
逆に四谷から歩いたらどのくらい時間がかるのか?四谷ならJRもあるし、南北線も。
地図で見てみると15分ほど。
天気が良ければ歩けるじゃん!
というわけで、今回は新宿からJRに乗ることにしてみます。ただ、中央線の快速電車は混雑が予想されることもあり、中央・総武線の各駅停車に。
乗ってみるとちょうど来た電車がたまたま中野始発の電車ということもありガラガラ!ゆったりと座って四谷までの快適な旅。
そして降りると目の前には迎賓館。素敵な眺めを見ながら歴史ある紀伊国坂を下り、目的地に。
なんと快適な旅でしょう!
新宿からのトータルの時間は25分ほど。前回の丸ノ内線での移動の場合と実質2~3分ほど余計にかかるというくらいで、あまり変わりありませんでした!
その後所用をすませて、再び徒歩で、せっかくなので今度はホテルニューオータニの庭園を通り、さらに、ソフィア通り沿いの眞田濠土手の上を歩いて四谷駅に。天気も良く、土手からの眺めは最高!行き交う丸ノ内線電車の眺めも楽しめます。
そして四谷駅に着くと再び中央・総武線各駅停車に。こちらも新宿までガラガラでゆったりと座ることができました。
沢山の路線が入り組む都内。こうして、ほんの少しだけ余計に歩く事をいとわなければ、同じ目的地に向かうのにとっても「楽(らく)な」、そして「楽しい」移動ができるとわかり、嬉しくなった体験でした。
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