ドライブインが新しくおしゃれに生まれかわった ~ 「なぎの木テラス」(島根県江津市)
先日記事に書いた江津(ごうつ)市の素敵なワインと料理のお店「ボクのワイン キミのワイン」。
ソムリエの店主さんと奥様との会話が実に楽しかったのですが、その中でちょっと驚いた情報が。
「舞乃市、変わりましたよ!連日凄い人出です」
え?あの舞乃市?
市内の方ならもちろんご存知でしょう。食堂、みやげもの店、ベーカリー、コンビニなどを併設する複合施設です。隣に道の駅である「サンピコごうつ」があることもあり、ドライバーを中心に結構賑わっています。実家で一人暮らしの母が元気に自転車に乗れた頃は頻繁に買い物にも訪れていた場所でもあります。近年は石見神楽の専用劇場ができたりしたのも話題。
介護帰省で頻繁に帰省する私(KAY2)もベーカリーで買い物したり、あるいは大黒食堂でご飯を食べたり……と舞乃市を頻繁に利用していましたが、たまたま半年以上足を踏み入れてなかったのです。
ところが、なんとその間に大改装をしたらしいのです。
さっそく翌日、車を走らせて行ってみると……。
まだ駐車場の工事が完成していないらしく、工事風景が広がっているのですが、その向こうに……、
目が点とはこのことでしょうか!
それまでのなんだかごちゃごちゃした印象の施設が、見事に様変わり。
まず、敷地の入り口にある看板からして違います。
とってもシンプルかつ現代的なデザイン重視の看板、そして建物に目をやると……。
なんということでしょう!ここは海外の高級リゾート地!?と思わせるようなウッディでおしゃれな建築物が……。
自分の知っている昭和感満載の(完成したのは平成でしたが)懐かしい地方の土産物店的ドライブインだった舞乃市と違う!
運営母体は以前と変わらず浅利観光さんだと聞いています。ということは浅利観光さんに何か革命が起きた!?と思ってしまう「衝撃度」。
今回のこのプロジェクトは江津市と共同で進めているとか。最近メディアでもしばしば取り上げられる話題の島根県江津市。その辺りのこともあるのかもしれませんね。
そして、中に入ってみるともっと驚きます。
見かけだけじゃない!
建物を遠くまで見通せるように、上部の空間には壁が無くてすべてのコーナーに一体感をもたらせています。さらに、コンセントを備えたカウンターや半円形のついたてのあるシートなど、休憩施設にも工夫が。
ベーカリーもおしゃれに!しかも中で働いてらっしゃる方も変わりないようです。
ほぉ!
見事な変身ぶりにびっくりです。
それに……、これは居心地がよさそう!
昨晩お店で聞いたように確かにもの凄い人出。オープンは3月20日ということで、訪れたこの日の5日前。今はまだオープン直後の忙しさなのでしょう。これが1カ月たち2カ月たつとどう変わっていくのか。次回の帰省が楽しみです。
次はこの奥のレストラン
「なぎの木キッチン」にも行ってみたい!
さて、公式ホームページを覗いてみたり、報道されたニュース等を見てみると、この施設はかなり高い「志」を持って作られたようです。
単に商業施設というだけではなく、地域の人々が集まって繫がりを育むことができるようにということも意識されているようです。
なるほど、そのための居心地の良さを追求しているのですね!
カフェなどもコワーキングをしやすいようにと環境を整えていらっしゃるようです。一方でカフェ内にはあえて仕切りのあるスペースをつくっていないということで、「寄り合い所」感覚で使ってほしいということのようです。これもまた一つ、ユニークな試みかもしれません。
浅利観光さん、そして江津市も、いい仕事していますね!今後がとっても楽しみです。
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