創業100周年となる三笠会館の「三笠会館BOX」と「三笠会館弁当」で豪華な夕食を自宅で楽しむ




伊勢丹新宿店の地下にあります!

三笠会館の思い出とテイクアウト

三笠会館といえば銀座の老舗西洋料理店。

今年2025年で創業100周年を迎えるそうです。歌舞伎座前でかき氷店からスタートしたお店ですが、現在はレストラン、バンケット、デリカテッセン、ケータリング、オンラインショップと、手広く事業をなさっています。

KAYSも今から30年前、新宿のルミネにあった「パオディン」というお店が大好きで良く通っていました。確か、その運営もそうで、「三笠会館」の名前を始めて聞いたのはそこでだったように記憶しています(違ったらごめんなさい)。

いずれにしても、とっても大好きだったお店なので閉店したときはショックでした。それ以来、しばらく三笠会館とのご縁はなかったのですが、今月になってネットでその総菜専門店(デリカテッセン)が新宿の伊勢丹にあることを知ります。昨年オープンしたとか。

伊勢丹新宿店の地下を訪れる

これはぜひとも行ってみなければ……ということで覗いてみたところ、ありました!位置は我々が時々利用している大好きな「レブレ」や「RF1ガストロノミ」のすぐ横、「ケーファー」のすぐ前なんです。いずれのお店も以前このブログに記事を書きましたね。下記はその記事のリンクです。

RF1の高級バージョンに驚く ~ RF1 Gastronomie(ガストロノミ)

「Raible(レブレ)」で買った、まるでライスバーガーをマッシュポテトと挽肉で作ったという風な、不思議なお総菜「アッシェ・パルマンティエ」

「ケーファー」の総菜とクラフトビールのケルシュ、ドイツのワインでドイツ三昧を味わう!

しかも、ショーケースに並んでいるのが「三笠会館BOX」という総菜セット。そしてその隣にある総菜とパスタ、ローストビーフを乗せたご飯がセットになった「三笠会館弁当」、これに一気に心奪われたKAY2。

と、見ているとご婦人が「三笠会館弁当、4つ下さい」と店員さんに声をかけます。

え?残り一つ?

焦ったKAY2、ご婦人が会計を済ませた直後、「こちら一つ下さい!」

すぐに完売になることも


これがその2つ!

午前10時30分、オープンしてまだ30分なのに完売です。

これはすごくないかい?

思わず店員さんに尋ねます。

「今日はこれで三笠会館弁当は全部売り切れですか?」

すると、午後にももう一度入荷はあるそうで、そちらの方が数は多いとのこと。とはいえ、結構大量買いのお客さんが多いそうで、売り切れることは多いみたいです。

とりあえず1つ確保できて良かった!

もう一つ、「三笠会館BOX」も購入。本日の豪華夕食の内容が決まりました。

家に持ち帰り、KAY1(妻)の帰宅を待ち、そして夕食に……。

「KAY2、よくやった!」とお褒めの言葉が……。(^^)

三笠会館BOXと弁当のそれぞれの中身は?


「三笠会館BOX」の中身

さて、中身ですが、三笠会館BOXは、
・メンチカツ
・蟹クリームコロッケ
・ピクルス
・ローストポテト
・チェリーペッパー
・三笠会館伝統の味 ローストビーフ
・キャロットグラッセ
・ブロッコリーマリネ
・三笠会館伝統の味 骨付き鶏の唐揚げ
以上で2381円(税込)。


「三笠会館弁当」の中身
ローストビーフの下にはご飯が!

三笠会館弁当は2481円(税込み)で内容は、
・蟹クリームコロッケ
・キャロットグラッセ
・ブロッコリーマリネ
・三笠会館伝統の味 ローストビーフ重
・三笠会館伝統の味 骨付き鶏の唐揚げ
・スパゲティナポリタン

弁当の方はローストビーフ「重」とあるとおり、ご飯があり、またスパゲティもある点が大きな違い。そして「BOX」はお酒のつまみにぴったり。

そしてどちらにも「三笠会館伝統の味」という文字を冠したローストビーフと鶏の唐揚げが。これはどちらも外せないワケですね!

味わってみると……、まずは伝統の唐揚げに感服!

買った時にそれぞれの総菜の温め方の説明書ももらっています。そちらを参考に電子レンジとオーブンを駆使して温めておきます。

そしてワインもちょっとお高いものを。シレイニの「グランド・リザーヴ・プリーステス・ピノ・グリ」。紅玉のような赤いリンゴを思わせる香りが特徴的なワイン。

さて、それでは味わってみましょう。

まずは大ぶりの唐揚げから。実は日本の外食で最初に鶏の唐揚げがメニューに登場したのは三笠会館。一時は「三笠会館と言えば鶏の唐揚げ」という時代もあったそうで、まさに「伝統」なのです。レモンが添えられているのですが、レモンも大ぶりなのも印象的。

口にしてみるとモモのしっかりとした肉の味わいが感じられます。そして添えられているごま塩もまた良いアクセントとなります。こりゃうまい!と思わずつぶやいてしまいます。

そしてこちらも伝統のローストビーフは……

そうなるともう一つの「伝統の味」が気になりますよね。

ローストビーフ。添えられたソースをかけてみます。そしてホースラディッシュも。

こちら、ソースは上品な甘みを残しながらも自己主張せず、しっかりとビーフそのものの味を際立たせてくれます。

これもうまい!!!

ローストビーフというのは、冷めちゃうとあまり美味しさを感じなくなることがありますが、こちらのお肉はだいじょうぶ。でも、レンジで十秒ほど温めて頂くと、これはまた、美味しさが倍増します。くれぐれも温めすぎにご注意を。

他の総菜は?


豪華な夕食となりました

というわけで、この時点で十分に満足した我々ですが、このあと、もう一つの共通メニュー、蟹クリームコロッケを。

こちらは一緒に添えられているのがトマトベースのソース。

これがまた良い仕事をしてくれます!

しかも、コロッケの中にははっきりとわかる大きさの蟹の身が入っています。贅沢な!!!

そして、口の中をさっぱりさせてくれるピクルスにマリネ。

BOXにだけあるメンチカツの味わいも深い。

弁当のナポリタンもいかにも「洋食屋」さんっぽい付け合わせで、昭和生まれは嬉しくなります。

結論:これはリピートするでしょう!!

というわけで、気がつけばワインが進み、あっという間に2本目に。それだけの威力を持った素敵なお総菜でした。

テイクアウトでこれだけ楽しめる弁当やBOXというのはあまりありませんが、何と言っても、それぞれの総菜が美味しくて、今度は単体で頼んでみようと心に誓います。

というか、その2日後、再び訪れて今度はハンバーグやポークジンジャーなどを買ってしまった我々です。味?もちろん最高!でした。

レストランで味わうのも良いけれど、このインフレ時代、我が家でテイクアウトを楽しむというのは、やはり「プチ贅沢」として良いのではないかと感じます。特に外食だと酒類が高くついちゃいますものね。

さて、今度はいつ「三笠会館BOX」と「三笠会館BOX」を頼もうかな!?

ちなみにこの三笠会館のデリカテッセン、2025年2月現在、新宿高島屋、渋谷東急フードショー、そして伊勢丹新宿店と、都内には3店舗あるようです。

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