今年も「キュン♥パス」で青森食堂とまちなか温泉、そして……!
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今年もキュンパスで青森へと予約!
酔狂と言われればそれまでですが……。
今年もあの季節がやってきました。
JR東日本の全線が1日乗り放題になり、新幹線などの特急列車も2回指定席が利用出来て1万円ポッキリの「たびキュン♥早割パス」略して「キュン♥パス」です。今年は2日間のバージョンが出たことで話題になっていました。
昨年登場し、我々もさっそく利用してもこんな3本の記事を書きました。
そして、今年も同じ場所へ!そう、「青森まちなかおんせん」がすっかり気に入った我々。さらにその後の食事も「青森食堂」さんでと決めています。
予約は1カ月前から14日前までとなっていますので、2月13日利用開始の1ヶ月前、1月13日にすでに購入し、新幹線も予約しています。1カ月前にもかかわらず東京駅を6時台に出発する新幹線は即売り切れていました。「キュンパス」恐るべし……。
ナマケモノである我々はゆっくりと家を出たいので、午前10時台の新幹線を予約。こちらは1カ月前はまだガラガラの状態で、好きな座席を予約することができました。帰りは分散傾向なのか、新青森を18時台に出る列車も余裕で予約できました。
今年は大変な雪が東北を襲っていますので、直前までどうなることかとヒヤヒヤしましたが、東北新幹線は遅れはあるものの一応動いているということで安心。さらに、青森市内も雪はかなり降っているようですが、我々が実際に外を歩くのは青森駅から温泉までの5分程度の距離。おそらく大丈夫と踏みました。
さて、昨年の記事を読んでいただければ今回の旅もほぼ同じと書きたいところですが、幾つか、昨年とは違った部分がありますので、ここに書いておきますね。
在来線の乗り換えは昨年よりも空いていた
新青森駅に到着してみるとスゴイ雪です。1m以上はある積雪を目にし、そして、冷凍庫の中を歩いているような寒さを感じます。
まず、新幹線で青森到着後、新青森まで奥羽本線を1駅だけ移動するのですが、この電車、昨年は都会並みの超混雑を経験しましたが、今年はキュンパスの初日ということもあってか、さほどではないので安心。座席がほぼ埋まる程度の混雑でした。ただ、乗っている人を見てみると、ほとんどがキュンパス利用とおぼしき方々なのは昨年と一緒です。
次に、青森駅の駅ビルですが、昨年2月には工事中でしたが、4月に無事開業。真新しい内装の建物となっていました。
「青森まちなかおんせん」で身体がポッカポカに!
そしてまず向かった「青森まちなか温泉」、途中まで慣れない雪道を踏みしめて到着。
平日14時頃にかかわらずかなりのお客さんでした。地元の方が多く、地域で愛されているなぁ……と今回も感心です。雪の舞う中での露天風呂も気持ち良く、何よりも泉質の良さでしょうか、お風呂から上がっても2~3時間、身体がポカポカとしていました。これだけ効果があるのは嬉しいですねぇ。温泉からあがってすぐに併設する料理処「ふる河亭」で生ビールを飲んじゃいましたが、極楽でしたぁ!「ふる河亭」、昨年と違い、ランチタイムを過ぎても通し営業になっているのもありがたいですね。
「青森食堂」で「源たれ」と「嶽きみ」に出会う!
さて、身体が温まったところで、お腹も空き、「青森食堂」へ。こちら、昨年、始めて訪れて大感激したお店。「食堂」と銘打っているとおり、和食から中華、洋食系まで様々なメニューが楽しめる食堂です。いや、我々に取っては居酒屋と呼んだ方がぴったりくる気もします。というのも、お酒の品揃えも良いのです。
今回はちょいと贅沢して、鮪の刺身も!
出てきた鮪、大トロ、中トロ、赤身と1枚ずつですが、さすがにマグロのメッカ。とろけるぅ……。そして合わせる田酒で青森の「幸せ」をこころゆくまで楽しみました。
ふと気付くと刺身の載ったお皿……、おお、青森県の形をしている!郷土愛を感じますなぁ……。
お店の人に「すごい!青森県だぁ!」と言ったらとびっきりの笑顔で「そうなんですよぉ!」と嬉しそうに応えて下さいました。
さて、さらにメニューで気になったのはコーン!「嶽きみ」という青森の名産を使っているということで、頼んでみると甘さが際立ちます。これはいいねぇ!
そしてもう一つ気になったのが「源たれ」を用いた豚肉のソテー。青森でダントツの人気を誇る焼肉のたれ「源たれ」を使っているそうで、味わってみるとニンニクや生姜が効き、そして果物の旨みがいっぱいのたれ。うぉぉぉぉ!これはたれを買って持ち帰りたい!!ソースがからんだ千切りのキャベツも口の中をさっぱりとさせてくれて抜群の相性。いいなぁ……これ!
というわけでビールと日本酒が進んだところで、そろそろ電車の時間。なにせ駅直結ですから、そこはありがたい。会計をすませて、そのまま建物の中を通り、駅の改札へ。青森からは始発の電車なので、少しは早め、出発時刻の10分前とかに行っておけば座れます。電車のドアも乗り降りのたびに乗客がボタンを押す方式。発車の時間まで開けっ放しということはないので、出発を待っている間もさほど寒くなくて済みます。
昨年あきらめた「魚っ喰いの田」へ!
実は、当初の予定を1時間早めて青森から新青森に向かうことにしています。
というのも、新青森、昨年は乗り換え時間に余裕がなく、駅構内の有名なお店である「魚っ喰いの田」に入る事ができなかったからです。行列ができていて待つ必要があったこと、そして値段も目玉が飛び出るほどだったので、あきらめました。今年は帰りの新幹線まで1時間半、時間に余裕をみています。さらに、せっかくなのでヘソクリを放出して一生に一度くらいはこんな贅沢をしてみようという魂胆。さて、どうでしょう?
新青森に到着してまっすぐとお店に向かってみると拍子抜け。昨年は行列だったのに、今回は閑散としています。昨年とは帰りの時間が違うこともあるでしょうし、やはりキュンパスの初日ということもあるのかもしれません。
そして、こちらの店では昨年、メニューを見てそのお値段に驚愕したお寿司にチャレンジしたいと思っていたんです。とはいえ、セットを頼む勇気は無いので、狙ったものだけ1~2カン頼んでお終にしようと思っていました。それにこちらのお店はかなりの日本酒の品揃えと聞いていますので、それにあわせて日本酒を1合。それだけ味わえば満足……と、われながらささやかな希望を持っての訪問だったんです。
が……、
いつのまにか、閑散としていたお店が人で埋まってきています。ちょうどお客さんたちが入れ替わる時間に我々が入り込んだのでしょうか。ラッキーだったかもしれません。
そして、周りを見渡すと、名物の丼だったり、お寿司のセット田のでいらっしゃる方々も……。うーん、どうしよう。
そこでKAY2は初心貫徹で、マグロと蟹を一カンずつ。
KAY1はしばらく周囲を見渡した後で、二つ隣のお客さんが食べているものを指します。「あれがいいな!」
マグロの赤身が沢山のった鉄火丼。
到着してみると身がものすごく分厚い!これは感激です。
ここまで来たら、お酒も!日本酒は弘前の豊盃を頼んじゃおう!
というわけで、いつのまにか満員となったお店で新幹線出発前の贅沢を……。
帰りの新幹線、ほとんど覚えていません。ひたすら爆睡でした。(笑)
東京駅に到着してホームに降りると暖かささえ感じます。寒暖差なのか、温泉効果なのか……。(^^)
まとめ~幸せな旅でした!
それにしても……、なんと酔狂な旅行でしょう。観光地には一切行かず、温泉と食べて飲むだけという旅。だから、雪が降っても列車が止まらない限りは楽しめる旅。
一人往復1万円で青森まで日帰りできるという切符のありがたさをかみしめます。
以上、今年の「キュン♥パス」報告、これにて終了!
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