クローゼット扉の取っ手についているネジを取り換える経験




クローゼットの扉
右側の取っ手がこんな風に……

築後20年以上が経つ我がマンション。中古で購入してもう10年以上が経ちます。それまで住んでいらした方はとてもきれい好きのようで、まるで新築物件かと思うくらいの綺麗さでした。そのおかげもあり、快適に過ごしているのですが、さすがにこれだけ年月を経てくると、思わぬ所に老朽箇所が現れます。

我が家のクローゼットの扉、すべて、クロムメッキで三角形のもの。シンプルで悪くないのですが、ある日、その内の一つ、片方のネジがとれてだらんと下がっているのを見つけます。

あれ?ネジが折れた?


扉の内側、片方がゆるんでいます!

と扉をあけて裏を見るとネジはついたまま。

ん?

どうやら、ネジが緩んで、外れたようです。

であれば、再びネジを締めれば大丈夫なはず。

と確認してみると、ネジの頭の部分にはプラスチックのカバーがついているのですが、元来、そのプラスチックとネジがきちんとくっついなければならないものの、それが劣化ではずれたのか、空回りするようになってしまっていたのです。したがって、いくらプラスチックの部分を回してもネジが締まらない!


プラスチックの頭は空回り!

これは困ります。

このネジを修理できるかと言えば、おそらく劣化によるものなので無理。もちろん、プラスチック部分を溶かすなり、壊すなりして外しちゃえば良いのですが、ちと面倒。

じゃ、変わりのネジを探さなきゃ!

白いプラスチックの部分は飾りですし、本来、クローゼットの内側で目に付かないものですから、なくても良いのです。普通のネジでピッタリあうものはないかとまずはネットで探します。ネジの径は……と測ろうとするのですが、こうしたミリ単位というのはなかなか正確には測れないもの。


購入したのはこれ!

ただ、一般的なネジとサイズは同じだと思いますし、近似値で探してみます。

一つ、学んだのはネジの規格。

ネジの大きさはその太さと長さであらわします(さらにピッチも実は重要ですが……今回は省きますね)。

太さの方は「M」と呼ばれ、ミリ数に応じて1ミリが「M1」、1.2ミリが「M1.2」、2ミリが「M2」という表記になるのですね。さらにそれにネジのピッチを表記するようです。

すると、今回のネジ、4mmに見えますので、「M4」というサイズが近いようです。そして長さはそうした分類はなく、35mm。

ですから、「M4」で長さが35mmのものというのが今回のネジの規格となります。


右が新規購入したねじ

とはいえ、実物を目で見て確認しないと不安。そこで、近所の「島忠Homes」に出かけます。中にあるフードコートはよく利用しますが、久しぶりにホームセンター本来の使い方をすることに。(^^)

ネジのコーナー。ありました!凄いコレクションですねぇ!このなかから探しきれるか……。

いや、心配ご無用。種類別に綺麗に分類してあります。

その中から目指すものはスグに見つかります。


無事にとりつけました

左も同じ物に変えちゃおうかな!

「トラス子ねじ」というコーナーに様々な径と長さで分類されて並んでいる中で、無事に「M4」で35mmのものを見つけます。4本入りで198円。

念のため家から持ってきた元のネジと見比べます。

うん、長さも径もぴったり一緒だ!

というわけで購入します。島忠HOMES、以前はレジでずいぶん並んで時間がかかりましたが、今はセルフレジが増えて、すぐに会計できます。便利になりました。

そして自宅に戻ってさっそく取り付けてみると……、見事!無事に取っ手がドアに密着。


完成!

修理完了です!

というわけで、島忠が近くにあって助かりました。また、こんな風にホームセンター、便利に使えるのだということを改めて実感しました。

また、標準的な仕様の一般的な大規模マンションゆえに、使ってある部材もごく一般的な物であることも助かった要素でした。贅沢なデザイナーズマンションだったら大変だったかもしれません。そこまでお金持ちでないKAYSなので助かりました!


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