東京で島根県浜田市の恵みを味わえる幸せ ~「響」と浜田市のコラボ

2024年12月8日




会場はこちら!

今月1日より、ダイナック(サントリー)系のキッチン&バー「響」では、「恵」コースで島根県浜田市の郷土の恵みを盛り込んだ献立を展開しています。のどぐろ、真ふぐ、真穴子、黒毛和牛などなど。

そして、それを記念してということでしょうか、11月9日(土)、午後2回にわけて「響 品川店」では浜田市とコラボしたイベント「島根県浜田市の恵みを愉しむ」というビュッフェ料理の会が開かれました。

たまたまダイナックからのDMでそのイベントを知り、すぐさま予約した我々です。

このブログの読者の皆様はご存知のように、KAY2は高校時代は浜田市に通っていました。さらに、現在は帰省ルートとして浜田経由が多く、今でも浜田は「我が町」という意識があります。

というわけで楽しみにしていました。


貸し切りの文字が!

当日、開始の20分前には到着してしまった我々。店内にはまだ入れませんが、すでにお店の外にはお客さんが!ほぉ、結構人気かも!!

さほど寒くはないので外で待つのも良いのですが、20分ほど前、扉が開き、中に入れてもらえました。

制服姿の店員さんとともに「島根県浜田市」と書かれた水色と青の法被(はっぴ)を着た方々も。


各テーブルにはミニチュアののぼり旗も!

広い店内を見渡してみると、ほぼ、すべてのテーブルにおしぼりが置かれています!

島根、浜田と言えば以前よりは上がったとはいえ、まだまだ認知度や知名度が低い場所。今日、どのくらいのお客さんが来るか若干心配していた我々。その心配も吹き飛びました!

テーブルには穴子のお通しが置かれています。

そして、日本酒のグラスが置かれますが、「こちらは乾杯に使いますので、まだ飲まないでおいてくださいね。他に、飲み物のオーダーをさっそく伺います」とスタッフさんから一言。ちょいと贅沢してプレミアムの飲み放題を頼んでいた我々、「じゃ、さっそく生ビールで!」。

そして一足先に乾杯!!

やがて定刻となり、会が始まります。乾杯の発声は浜田市の副市長さん!そして、ご紹介があり、法被を着た方々は浜田市役所の職員さんなのだそうです!何と遠路はるばる浜田から。お疲れさまです!

乾杯のお酒は浜田市にある酒蔵「日本海酒造」さんの「いと美(うま)し」。香りの高いすっきりとした味わいですが、コラーゲンを増やすと言われる日本酒の成分「α‐EG」が通常よりも多く含まれているお酒。「美肌」で有名な島根県らしいお酒です。


見事な刺し盛!

乾杯が終われば食事!みなさん一斉にビュッフェへ!最初こそ長蛇の列となりましたが、料理は次々に提供されて足りなくなることはないので、最初はゆっくりと飲んで、それから、列が解消されたころにのんびり立ち上がって食事というのも良いでしょう。

ビュッフェに置かれた品はKAYSにとっては馴染みのあるものも沢山!

中央に置かれた「刺身の盛り合わせは」さすがに新鮮な色合い!見ているだけで豪華!

そして、浜田と言えば!そう、「赤てん」。それも本家本元、江木蒲鉾店さんのもの。ずいぶん昔、こんな記事も書きました!最近は他社の赤てんもいろいろと出てきて味わいもバラエティに富んできました。それも嬉しいのですが、江木さんのオーソドックスなバランスの良い味わいはやっぱり変わらぬ故郷というイメージで、嬉しいですね!

さて、我々はついつい赤てんに目が行ってしまいますが他の方々のアツイ視線はまず「島根和牛のローストビーフ」!そりゃそうですねぇ、「超」高級だもの……。

さらに我々もふるさと納税で頼むケンボローの芙蓉ポークの角煮が入った卵焼き。ケンボローの肉質の素晴らしさは毎年のふるさと納税で注文して実感していますが、こうした角煮にすることで、その味わいがさらに増すというのも新たな驚きでした。

さぁ、その続きをリストアップすると、

・やさか共同農場 干し椎茸と牛すじのジョン
・西条柿とルッコラの生ハムサラダ~擦り下ろし柿ドレッシング~
・芙蓉ポークスペアリブ炙り
・牛モツのトマト煮込み
・鶏せせりと有機小松菜の塩焼きそば
・バトウ(的鯛)フライ~わさび漬けタルタル~
・いわみ蜜衛門さつまいもコロッケ
・鮟鱇鍋 あんこう出汁仕立て
・のどぐろ石窯炊きご飯 のどぐろ出汁茶づけ

以上が供されています。


バトウフライは子どもから大人までみんな大好き!

ボキャブラリーの乏しい我々は、どれもこれも美味しい!としか言えないのですが、中でも「バトウフライ」はKAY2こそ子どもの頃より食べ慣れた懐かしい味わいですが、KAY1は初体験。「こんなに美味しいお魚だったの!」と驚いています。会場で配られた資料の写真を見て「なんだか地味なお魚ねぇ」なんて言っていたのに。KAY2が子どもの頃には給食にも出てきましたし、安い魚というイメージでした。いつのまにか、その味が知れ渡るようになり、昨今は人気が高いと言います。時代が変われば……ですねぇ……。

そして昔と違って……と言えば、のどぐろこそがまさにその典型です。KAY2が子どもの頃は当たり前に食卓に出てきたのどぐろ。いまや高級魚の代名詞。テニスの錦織さんのテレビでの発言でさらに人気はうなぎ登りとなり、現在では大型のものはすべて都会に流通していき、地元ではほとんど出回らないそうです。

そののどぐろを使った今回の一品、のどぐろの石窯炊きご飯、ほぐし身が惜しみなく投入され、贅沢この上ない逸品でした。

また「いわみ蜜衛門さつまいも」を使ったコロッケ!実に密度の高いさつまいもの旨みにノックアウトされました。

会場では島根県の石見地方が誇る「石見神楽」、その映像を大画面で上映しています。近くにいた小さなお子さんがじっと食い入るように画面を長時間見つめていました。石見神楽、新たな若いファンを獲得したようです!

途中で法被を来たスタッフさんたちともお話できたのも楽しかったですねぇ!お一人は冒頭に登場した副市長さん。最近の浜田の話題など、さりげなくお話できて故郷の空気を感じることができました。


江木の赤てんも人気者!

映像ではさらに浜田の水産品の紹介もあり、実際の漁の様子の動画などを見ることができました。

そんなこんなで2時間半、島根県浜田を満喫した楽しい夜でした。まわりを見渡してみてもみなさん、すっかりと料理に、飲み物にと満足された様子。

乾杯の時に副市長さんが「浜田にいらっしゃった事のある方?」と尋ねたとき、数名手を挙げただけでしたが、このイベントできっと皆さん、いつかは浜田にいらっしゃることになるでしょう!

素敵なイベントを企画して下さったダイナックさん、響・品川店さん、そして浜田市役所の皆さんに感謝です!

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