京王線・井の頭線の卓上カレンダーを振り返る
明日10月1日は京王電鉄のカレンダーの発売日。だからというわけではないのですが……。(^^)
断捨離ではないですが、このところ部屋にある色々な物を処分しているKAY2です。
先日はいつも使っている京王電鉄が毎年秋に配布している古い卓上カレンダーをまとめて電子化して処分。
え?なんでそんなものをたくさん持っているかって?
いや、だから、その、毎年買っていたので、つまり、捨てられない性分で……(笑)。
でも最近は、スキャナーで読み込ませておけば、デジタルデータとしては残るし、それでいいや……という気分になってきて、少しでも、空間を確保するという生活スタイルに変換。その一環としての今回の作業。
今回は2000年から2012年のものを電子化。毎年分が揃っているわけではないのですが、それなりに変遷を見ると意外と「面白い!」のです。
ま、ほとんど皆様の役には立たない情報だと思いますが、自分のメモ代わりに……。
2000年
サイズが17.6cm×10.0cmでした。
「京王線・井の頭線 電車と四季」というタイトル。
表紙ページのみ裏面に各月のすべての写真をまとめて目次のように掲載してあります。他のページの裏面は白紙です。
各ページはおよそ半分のスペースに車両と沿線の四季折々の風景。あと半分がカレンダーです。上方には翌月のカレンダーも小さく掲載。
透明プラスチックのケースに入っており、最後のページが厚紙の組み立てスタンドとなっています。
2001年
サイズが大型化。22.7cm×10.6cmとなります。
今回も「京王線・井の頭線 電車と四季」というタイトル。
表紙ページの裏は前年同様に12カ月の写真をまとめて。
そしてその後、各月のすべてのページに郵便番号と住所を書くようになっており、つまりは絵はがき仕様というのが目を惹きます。
写真もページの三分の二近くを占めて大型化しています。上方には翌月のカレンダーも小さく掲載。
透明プラスチックのケースに入っており最後のページが厚紙の組み立てスタンドとなっています。
2002年
サイズが小型化。20.5cm×10.0cm。
タイトルは「京王線・井の頭線 電車の今昔」と変わりました。
表紙ページのみ裏面に各月のすべての写真をまとめて掲載という以前のスタイルに戻っています。それ以外の裏面は白紙です。
各ページには現在の写真を四季それぞれにとりあげている点は以前と同じ。そして、右上にやや小さく昔の車両の写真を掲載しています。つまり2つの写真を使っていたのがユニークでした。
透明プラスチックのケースに入っており最後のページが厚紙の組み立てスタンドとなっています。
2003年
サイズは前年と同じ20.5cm×10.0cm。
「京王線・井の頭線 電車と四季」というタイトルに戻りました。
表紙ページのみ裏面に各月のすべての写真をまとめて掲載。あとの裏面は白紙です。
デザインも2年前を踏襲していますが、あらたにタイトルのロゴが入っています。。右上方には翌月のカレンダーも小さく掲載。
透明プラスチックのケースに入っており最後のページが厚紙の組み立てスタンドとなっています。
2006年
サイズは同じ20.5cm×10.0cm。
「京王線・井の頭線 京王の電車が駆け抜ける四季の風景」というタイトルになっています。
カレンダー面は2003年と同じスタイルです。
裏面は最初のページの裏のみ「絵はがき仕様」で余計な部分を切り取るためのミシン目が入っていました。あとは白紙です。
透明プラスチックのケースに入っており最後のページが厚紙の組み立てスタンドとなっています。
2007年
サイズは同じ20.5cm×10.0cm。
「京王線・井の頭線 四季を駆け抜ける京王の電車」というタイトルになっています。
カレンダー面は前年と同じスタイル
裏面、最初のページは以前と同じ各月のすべての写真をまとめて掲載。あとは白紙となっています。
透明プラスチックのケースに入っており最後のページが厚紙の組み立てスタンドとなっています。
2008年
サイズは同じ20.5cm×10.0cm。
「京王線・井の頭線 沿線の四季を駆け抜ける電車と風景」というタイトルになっています。このところ少しずつタイトルを変えていますね!
カレンダー面は前年と同じスタイル。
裏面も前年同様に最初のページは各月のすべての写真をまとめて掲載。あとは白紙。
透明プラスチックのケースに入っており最後のページが厚紙の組み立てスタンドとなっています。
2009年
サイズは同じ20.5cm×10.0cm。
「沿線を駆け巡る京王線・井の頭線の電車たち」というタイトルになっています。とにかく少しでも変えなきゃという気持ちがにじみ出ていますねぇ(笑)。
カレンダー面は前年と同じスタイルですが、タイトルロゴが月名の下に来ていました。。
裏面、前年同様に最初のページは各月のすべての写真をまとめて掲載。あとは白紙。
透明プラスチックのケースに入っており最後のページが厚紙の組み立てスタンドとなっています。
2011年
サイズは同じ20.5cm×10.0cm。
ついに独特のタイトルが消えました!「2011 CALENDAR」とシンプルに。
裏はすべて白紙。
カレンダー面はそれぞれの日がマス目状になりました。そして上部には前の月と次の月のカレンダーが小さく表示されるようになりました。
透明プラスチックのケースに入っており最後のページが厚紙の組み立てスタンドとなっています。
2012年
サイズは20.5cm×10.5cm。
そして紙が薄くなりました。
そしてタイトルが英語に。「KEIO Calendar 2012 model6000-model3000」となっています。
タイトル通り、写真は2011年に引退した6000系と3000系にフォーカスしています。
カレンダー面は各日の表示が格子状になっています。
前月の表示が消えて、翌月の表示のみに。
裏はすべて白紙です。
透明プラスチックのケースに入っていますが、昨年までの厚紙の組み立てスタンドが廃止され、プラスチックのケースそのものの裏がスタンドとなるように工夫されています。
こうして眺めてみると、それなりに使いやすさやデザインを追求し、少しずつ変化しているのだなぁと実感し、感心しました!
特に個人的に面白かったはタイトルの変遷でした。特に2003年より数年の特定のワードの並べ替えなど、苦労の跡が伺えます。(^^;)
というわけで、明日、卓上、壁掛けタイプともに2025年版が発売となります。京王・井の頭線各駅の窓口、啓文堂書店、アートマン、れーるランドなどでの発売だそうです。
https://www.keio.co.jp/news/update/news_release/news_release2024/pdf/nr20240925_calendar.pdf
KAY2も楽しみにしています。
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